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アスピリンと大腸がん

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    日本では毎年、約10万人が新たにかかるとされる大腸がん。

    アスピリンががんに効いたという報告は今までにもいくつかあったが、いずれも疫学調査の結果。

    大腸がん患者に実際にアスピリンを与えて、がん細胞がどうなるのか調べてみないと、本当に効くかどうか何とも言えない、という意見もあるが・・・。


    アスピリン、一部の大腸がんに効果? 米ハーバード大

    鎮痛剤のアスピリンが、ある特定の遺伝子に変異がある大腸がん患者については死亡率を減らす効果がある、との論文が、(2012年10月)25日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。

    米ハーバード大の荻野周史准教授らが米国の患者を過去にさかのぼって追跡して分析、報告した。


    ■医療関係者が参加する健康調査から、2006年時点で大腸がんと診断され、細胞を分析できた964人の経過を追跡した。

    このうち「PIK3CA」というがんの増殖に関わる遺伝子に着目、その遺伝子に変異があった161人と、遺伝子変異のない803人について、アスピリンを飲むかどうかで予後の違いを比べた。

     

    ■遺伝子変異があったグループでは、アスピリンを飲む習慣がなかった95人のうち44人が昨年1月までに死亡、うち大腸がんが死因だったのは26人だった。

    一方、アスピリンを週に複数回飲んでいたのは66人で、亡くなったのは18人。このうち死因が大腸がんだったのは3人だった。


    ■がんの進行度や年齢などを考慮して解析すると、アスピリンを飲んでいた人はすべての死因で死亡率が46%減、大腸がんに限れば82%低かった。

    一方、変異のないグループでは明らかな違いはみられなかった。

     

    ■この遺伝子の変異がある人は大腸がん患者の2割弱という。

    発表者はアスピリンが変異した遺伝子に作用したと考えられる、とした。


    <私的コメント>

    何を目的にアスピリンを服用していたか?

    基礎疾患があるとすればそれは何か?

    投与量は?

    など、知りたいところです。


    http://digital.asahi.com/articles/OSK201210250046.html?ref=comkiji_txt_end


    出典 朝日新聞・デジタル 2012.10.25

    版権 朝日新聞社





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