良性発作性頭位めまい症の再発にウェブベースの診断・治療システムが有効
https://www.medinfo.news/kowa/news/otorhinolaryngology/20230119008/pageview/d
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良性発作性頭位めまい症(BPPV)の再発時の診断および治療に、ウェブベースのシステムが有効であるとの研究結果が、「JAMA Neurology」に2023年1月17日掲載された。
・頭位めまい症の再発を経験したら、治療群は専用ウェブサイト上で診断のための質問票に回答し、それにより診断された再発時のBPPVサブタイプに応じた耳石置換法(CRM)の動画を提供され、自身でCRMを行った。
対照群は登録時に診断されたBPPVサブタイプに応じたCRMの動画を提供され、自身でCRMを行った。
・その結果、患者全体の128人(21.9%)に再発が認められた(うち治療群58人、対照群70人)。
そのうち109人がウェブベースのシステムを正しく使用できた。ITT解析の結果、治療群の72.4%と対照群の42.9%がめまいの消失を報告した。