血液で卵巣がん99%発見

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    血液で卵巣がん99%発見 生存率向上に期待

    国立がん研究センターは、わずかな量の血液からがんの有無を調べる新しい検査法で、卵巣がん患者の99%を見つけることができたと発表した。

    診断が難しい卵巣がんの早期発見と生存率向上につながると期待され、同センターはさらに開発を進めて「5年以内の実用化を目指したい」としている。

    チームは、がんが血中に分泌する「マイクロRNA」と呼ばれる物質に着目。

    冷凍保存された卵巣がん患者428人分を含む計4046人分の血液を使って、卵巣がんに特徴的なマイクロRNAを調べた。

    10種類を特定し、これらの分泌量を調べることによって、99%の卵巣がん患者を正しく発見できた。

    がんでない人を誤って陽性と判定するケースはほぼ0%だった。

    必要な血液の量は0.8ミリリットルだった。

    卵巣がんは年間新規患者が約1万人。

    自覚症状が乏しい上に有効な検診方法もないため、進行してから見つかるケースが多く、死亡率が高いことが問題となっている。

    がん研究センターは、同様の手法で胃がんや肺がん、肝臓がんなど計13種の検査法の開発を目指している。

     

    私的コメント

    「卵巣がんの早期発見と生存率向上につながると期待される」ということですが、「卵巣がん患者428人」のステージはさまざまなはずです。

    手術可能であった症例で検討したわけでしょうが、5年生存した症例と5年未満で亡くなった症例での卵巣がん発見率を比較する必要があります。

    予後が悪い進行がんが、発見率を押し上げている可能性があるからです。

     

    参考・引用一部改変

    日経新聞・朝刊 2018.5.19


    卵巣がん腹膜転移の仕組み解明

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      卵巣がん腹膜転移の仕組み解明 リスク予測の可能性

       卵巣がんが進行して腹膜に転移する仕組みを、国立がん研究センターと名古屋大の研究グループが見つけた。腹水を調べれば転移のリスクを予測できる可能性がある。

      英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに28日、発表した。

       

       卵巣がんは、国内で年1万人近くがかかる。

      自覚症状があまりなく、患者の40〜50%はがん細胞が腹膜まで広がり、進行した状態で見つかる。

       研究チームは、がん細胞から分泌されるエクソソームという小さな袋状の小胞が、腹膜表面に触れると、部分的に腹膜が壊れ、転移が起きることをマウスの実験で確認した。

      エクソソームにはMMP1というたんぱく質を作るために遺伝子を写し取った物質が多く含まれていた。

       早期の卵巣がんの患者74人のがん組織を調べたところ、MMPI遺伝子を写し取った物質の量が少ない患者25人は10年生存

      率が100%だったのに対し、多い患者49人は6割以下だった。MMPIがたくさんあるほど転移リスクが高まることが示唆された。

       国立がん研究センター研究所の主任分野長は「腹水に含まれるエクソソームを調べて腹膜転移の可能性が高いとわかれば、経過観察の間隔を短くすることでがんの進行を早めに察知して対処できる。将来的には新しい治療法の開発につなげたい」と話す。 

       

      参考・引用

      朝日新聞・朝刊 2017.3.2


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