脳梗塞発症リスク、遺伝子変異で予測

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    脳梗塞発症リスク、遺伝子変異で予測 岩手医大 

    岩手医大は、一人一人のゲノム(全遺伝情報)を調べ、遺伝子の塩基配列の個人による変異の違いによって、脳梗塞を発症する危険性を予測する手法を開発したと発表した。

    危険性の高い配列の人は、低い人に比べ2倍程度発症しやすいという。

    研究チームの代表は「一人一人が発症リスクを知った上で生活習慣も改善すれば、体質に合った脳梗塞の予防につながる」と話している。

    チームは脳梗塞の患者約1万3千人と、健康な人約2万6千人のゲノムを解析。配列が一つだけ違い「多型」と呼ばれる変異を1人ごとに約36万カ所調べ、発症のしやすさを予測する手法を開発した。

    別の患者千人以上のデータなどで確認したところ、危険性が高い人が発症する危険性は、低い人の1.8〜2倍という結果となった。

    血圧が高い人は発症しやすいことが知られているが、遺伝子の配列も危険性が高ければ、さらに発症しやすくなるという。

    チームは、さらに精度を高める研究を進める計画。

    この解析法はがんや生活習慣病、うつ病などの予測にも応用できるとしている。

     

    参考・引用 一部改変

    日経新聞・朝刊 2017.1.20


    多発性硬化症の仕組み解明

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      国立精神・神経センター 多発性硬化症の仕組み解明

      ■国立精神・神経医療研究センター 木村公俊研究員と山村隆特任研究部長らは、手足のしびれや感覚障害などが起こる神経の難病である「多発性硬化症」の発症や悪化の仕組みを解明した。

      マイクロRNA(リボ核酸)と呼ぶ微小物質が関わっていた。

      新たな治療法の開発につながるという。

       

      多発性硬化症は脳や脊髄などに炎症が起きる自己免疫疾患。

      患者の体内では免疫にブレーキをかけて症状を抑える「制御性T細胞」と呼ぶ細胞が減っていることが知られていたが、仕組みは未解明だった。

       

      研究チームは患者の血液を分析し、細胞が放出する微粒子に含まれる特定のマイクロRNAが増えていることを発見した。

      この微小物質は遺伝子の働きを制御し、制御性T細胞の増加を妨げていた。

      今後、どの細胞がマイクロRNAを含む微粒子を放出しているのかなど詳細な仕組みの解明を目指す。

       

      参考・引用

      日経新聞・朝刊 2018.1.29


      パーキンソン病診断  血液中に役立つ物質

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        パーキンソン病診断 血液中に役立つ物質 

        順天堂大学の研究チームは、手足が震えて転倒しやすくなるなどの症状が出るパーキンソン病について、早期診断に役立つ物質を患者の血液から見つけた。

        血液検査で発症前に診断できれば、治療を早めて進行を遅らせられる。島津製作所グループの島津テクノリサーチ(京都市)と実用化を目指す。

         

        見つけたのは「長鎖アシルカルニチン」と呼ぶ物質で、骨格を動かす筋肉の働きと関係する。

        40〜80歳の患者約250人と健康な約80人の血液を採取し、血漿に含まれる成分を分析した。

        早期の患者で濃度が低下していた。

         

        パーキンソン病は脳の内部で神経伝達物質ドーパミンを作る細胞が減って運動神経を調節できなくなる。

        50歳以上に多く、60歳以上では100人に1人が患うとされる。

        発症する5年以上前から、骨格を動かす筋肉の低下が始まることがわかっている。  

         

        参考・引用

        日経新聞・朝刊 2017.8.28


        脳の詳細な「地図」作成

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          脳の詳細な「地図」作成 米大、180の領域に分け

          ・画像診断装置を使って脳を詳細に調べ、構造や働きなどに基づいて180の領域に分けた“地図”を作ったと米ワシントン大のチームが英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。

          これまでに知られていなかった100近くの領域が新たに特定された。

           

          ・オバマ米政権が推進する人間の脳機能の解明を目指す研究プロジェクトの一環。

          成果は脳研究の土台となり、老化や脳の病気の研究に役立つと期待される。

           

          ・チームは、22〜35歳の健康な若者210人の脳を、磁気共鳴画像装置(MRI)で分析。

          刺激を与えた時の反応や構造、神経のつながり方などさまざまな情報に基づき、大脳の表面を覆う大脳皮質を調べた。

           

          ・この結果、聴覚や視覚、温かさや冷たさなどを感じて反応する場所が、左右2つある大脳の片側だけで180の領域に分かれることが判明した。そのうち83カ所は既に知られていたが、残りの97カ所は新たに特定された。

           

          ・正確で解像度の高い脳の地図を作ることは、神経科学者の長年の課題だが、情報が限られていたため、これまで不明瞭な地図しかなかった。

           

          ・さらに改善することで、神経外科で治療に応用したり、他の霊長類と比較して人の進化について調べたりできるかもしれないと研究チームは指摘している。

           

          参考

          日経新聞 2016.7.21


          脳梗塞後の「発熱」のプロセスに迫る英研究

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            脳梗塞後の「発熱」のプロセスに迫る英研究

            全身性炎症反応は体温と非虚血領域の脳温度と関連

            http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1207/1207008.html


            要約
            脳梗塞後のインターロイキン(IL)-6高値などの全身炎症反応は,虚血領域ではなく非虚血領域の脳温度上昇および体温上昇と関連していることが明らかになった。

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